クリトリス包茎とは
クリトリス(陰核)は男性で言うとちょうど亀頭の部分にあたる器官です。海綿体という血管のスポンジのような組織で出来ています。男性のペニスのように皮で覆われており、この皮をクリトリス包皮といいます。
小児の頃は、包皮に覆われていますが、成長するとむけてきます。
1/3から2/3が普段から露出している方もいれば、性的興奮によって勃起したときに包皮がむける方もいます。常にほとんど覆われていて、手でむいてみてむける方は仮性、むけない方は真性のクリトリス包茎になります。
原因
クリトリス包茎は生まれつきの方が多いですが、*小陰唇肥大の人はヒダが大きい分、クリトリスを包む皮膚も長く、クリトリス包茎を併発されているケースが多くみられます。
ご自分ではなかなか気が付きませんが、パートナーから「感度」や「臭い」に関することで指摘されて悩んでいる方が多いようです。
まず感度に関してですがクリトリス包茎の場合、パートナーに触れられてもあまり感じなかったり、痛んだり、出血することさえあります。「自分は不感症じゃないか」と悩む方は感度が低いのではなく、クリトリス包茎が原因とされる場合も多くあります。
臭いに関しては、クリトリスとそれを包み込む皮が厚く大きいため、その間に恥垢といって尿やおりものの分泌物がたまりやすく、不潔になりやすいことから悪臭の原因になり得ます。長期化により炎症を起こす可能性もありますので、余分な包皮をカットし整えることは外陰部の清潔を保つ上でも必要な治療となります。
こんな方におすすめ
- パートナーに臭いを指摘されたことがある方
- クリトリスを刺激されると痛みがある方
- クリトリスへの感度をより高めたい方
コムロクリニックが支持される理由
1.痛くない施術
クリトリスの包皮という敏感な部分をカットすることで痛みに関して不安な方も多いかと思いますがご安心ください。コムロクリニックでは、施術中は痛みを感じることが無いように局所麻酔を行いますが、この局所麻酔の痛みを和らげることも可能です。 ご希望の方は、局所麻酔の痛みを軽減させるための表面麻酔と言われる麻酔クリームを塗布し、施術を行う配慮をしています。さらに施術中、意識があると怖いので半分ウトウトしていたい、または眠りたいと希望される方には笑気麻酔(有料)や静脈麻酔(有料)を使うなど、患者様のご希望に応じて麻酔の選択が可能です。無料カウンセリングの際にはお気軽にご相談ください。
2. 豊富な症例数
開院以来30年間、昔も今も人気の施術ですが、コムロクリニックでは過去30年間のデータがあり、豊富な症例数があるため、どんなに変形したり複雑な形状をしていても経験と知識、高度な技術で誰もが自信を持てるデリケートゾーンを造り上げていきます。
施術前に患者様のご希望をお聞きし、診察させて頂いた上で、細かくカット範囲を決定し、適正な包皮状態に仕上げていきます。この包皮の部分を切除しすぎると、歩くだけで痛みが出たり、またクリトリスが露出しすぎることで感度が低下する可能性がございますので、亀頭を全露出させる男性包茎手術とは異なりあえて皮膚を絶妙に残しながらクリトリス包茎の根治療法を行っていきます。
3. バレない自然な仕上がり
術後パートナーに施術したことをバレないようにするために大事なポイントは傷跡を限りなく目立たなくさせることですがそれは全て縫合の仕方で決まります。
4. 万全なアフターケア
吸収糸を使用するため抜糸不要なので、通院の必要はございませんが、何かご心配なことがございましたら、いつでも無料で診察させて頂きます。
施術方法
施術方法はまず、余分な皮膚をカットするために医師が詳細にデザインしていきます。その後局所麻酔をしますが、この麻酔の痛みを最小限に抑えるために、針は極細を使い、更に麻酔液は希釈して緩衝液を混注し人間の血液のPH値と同等値に近づけた上で注入していくなど、患者様に苦痛を与えないような様々な配慮をしております。
その後痛覚が完全に無くなったのを確認してから、包茎部分をメスで正確にカットしていきます。
施最後に縫合しますが、コムロクリニックでは、傷跡が目立たないように縫い方も非常に丁寧に行っております。クリトリス包茎が改善しても、近くで見たら縫った跡が残っていたというのでは、患者様のお悩みの解決にはなりません。
小陰唇縮小術もクリトリス包茎術も、顔や体の皮膚とは異なって癒着には時間が掛かります。
そのため縫合には吸収糸を使います。
吸収糸は抜糸が必要なナイロン糸と異なり、自然に糸の繊維が脱落してくるのまで2~4週間かかるので傷口が離開するのを予防するというメリットがあります。
また患者様にとっても抜糸のための来院の必要もなく、ご自宅でしっかりと癒着が完了したあと自然に糸が溶解して抜けていくのを待って頂ければよいのです。
しかも吸収糸は皮膚粘膜に食い込まないので、糸が溶けた後に縫った跡が残ることもありません。
ナイロン糸はほとんどが極細のため顔や体の皮膚縫合には当院でも頻繁に使っておりますが、小陰唇やクリトリスのようなデリケートな皮膚に対しては日ごとに食い込んでしまいステッチマークが現れることも少なくありません。
ステッチマークの出現は、自然な丸みを損なわれ食い込みによる皮膚の段差が生じ見栄えがよくないという観点から、当院では抜糸が必要な非吸収糸よりも吸収糸を使用しています。
縫合が終わると終了となります。
これで通常時でクリトリスが半分~1/3程度見えるようになり、勃起時には完全に露出できるようになります。
これにより見た目も良くなり感度も上がり、さらに皮の奥に恥垢が溜まることもなくなることで常に清潔な状態を保つことができるようになります。
当日の流れ
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1.初診
問診表に記入して頂きます。
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2.医師とカウンセリング
クリトリス包茎術について、施術方法、術式、手順、注意点などイメージがつくようにイラストや画像で細かくご説明いたします。
また患者様のお悩みやご希望をお聞きしどのように形成していくかご相談しながら決定します。
当院ではプライバシーや守秘義務は徹底的に順守しておりますのでご安心ください。 -
3.(ご希望の方のみ)施術の手続き
施術の手続きを行って頂きます。最終確認をし、ご納得頂いた上で施術同意書のご記入の上、お支払い(ローンの方は事前に審査を行います)をして頂きます。
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4.お着換え
私服から術衣にお着換えしていただきます。
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6.消毒・麻酔
患部の剃毛、消毒後、局所麻酔を行います。麻酔の注射自体は耐えられない痛みではありませんが極度に痛みに弱い方はご希望により塗る麻酔クリームや笑気麻酔(有料)を併用することも可能ですのでカウンセリング時にご相談ください。
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7.施術
20分~30分前後で終了いたします。顔の施術同様丁寧に行いますので一般的な方法より多少時間が長くなります。
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8.休憩
30分間体調を見させて頂き、問題なければお帰り頂けます。
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10.ご帰宅
検診の予約をとってお帰り頂きます。(遠方の方は通院は強制ではありません)お疲れ様でした。
術後の経過
- 当日
処方薬として痛み止め、抗生剤、止血剤をお渡しいたしますのでご自宅でお飲みください。シャワーは翌日から可能です。入浴は7日目からとなります。1週間はこすらず、洗い流す程度にしてください。
- 7日目
入浴が可能になります。
飲酒や運動(ジム、ジョギング、テニス、筋トレ、水泳など激しい種目も)可能ですが個人差がありますので、ご自分の体と相談しながら少しずつ始めて下さい。- 7日目~
溶ける糸の一部がシャワーや入浴の際に脱落していきます。2週間~4週間程度で全ての糸が消失いたします。
- 1か月後
日常生活の制限は一切なくなりますが厳密にはまだ傷が治っている途中ですので、包皮が炎症で固かったりごくたまに鈍痛や違和感が出こともあります。
合併症とリスク
- 腫れ
- 腫れは当日と翌日がピークです。最終的には1か月で完成します。
- 痛み
- 術中は局所麻酔を行うので痛みはありませんが、意識があるよりも少しボーっとしたい、または眠っている間に済ませたい方は笑気麻酔などの併用も可能です。
また術後は、痛み止めをお渡ししますので痛くて眠れないなどの心配はありません。 - 出血
- 術後~2~3日間はにじむ程度の出血がありますが、処方した止血剤をお飲みください。術後はナプキンをあててご帰宅して頂きます。
費用
クリトリス包茎 | 165,000円 |
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小陰唇縮小術+クリトリス包茎術のセット割 | 330,000円 |